サリーたちが次にやって来たのは、『吸血鬼』が人々を襲っていると噂される街。 そこでもやはり、亜人であるフラウは差別される。 サリーの力で差別する人間を懲らしめてやればいいと訴えるキャロットに、「私の力は人間には使えない」と答えるサリー。 サリーに心を許しかけていたキャロットは、「それこそ差別じゃないか」と、不信感を 抱いて――『吸血鬼』を見つけ出すと、この街の人間を皆殺しにしてほしいと頼むのであった。